天王山
先日、桑田投手がジャイアンツでの最後のマウンドに立ったが
もう一人、今季限りでジャイアンツを去る選手がいる。
ジョージ・アルバート・アリアス。
2003年のタイガース優勝に貢献した助っ人だ。
タイガースファンから「メシア from U.S.A」と言われた
その助っ人は
「阪神の方が野球を楽しんでいる」と、
ありがたい言葉を残してくれた。
ありがたい言葉といえば
新庄選手が今季1位を決定した後のセレモニーで
「名古屋のチームのファンには申し訳ないけれど、
日本シリーズを甲子園で戦えたら嬉しい」と言ってくれた。
今日から背番号を「1」に戻した新庄選手。
「背番号63」での1位決定は、阪神時代にやり残したことを
阪神時代の背番号で実現したかったのだろうか。
とうとう、今年最後の「天王山決戦」が行われる。
3日後にどんな結末が訪れているのか、想像もつかない。
いや、正直、3日後のことなんて考えていない。
前回のナゴヤ決戦と同じく、優勝記念日に戦いは始まる。
選手たちには、戦友・ジョージの言葉を噛み締めて
この大一番にしびれて欲しい。
こんな戦いが出来るのは今日までの快進撃のご褒美なのだ。
そして旧友・新庄を来月甲子園に呼んでやってくれ。
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