最後の鈴鹿
今日は「F-1 JAPAN GRAND PRIX」、「横浜vs中日戦」、「阪神vsヨミウリ戦」を
たて続けに見ていた。
鈴鹿でのF-1は今年が最後となり、
来年からは富士スピードウェイでの開催となる。
セナが奇跡の逆転勝利で初優勝を決めたのも、
セナとプロストが2年続けてクラッシュしたのも、
鈴木亜久里が表彰台に立ったのも、
日本人スポット・ドライバーが大挙参戦したのも、
ヒルが初の親子チャンピオンに輝いたのも、
佐藤琢磨が初の入賞を果たしたのも・・・
ドラマの舞台は鈴鹿だった。
エンジンパワーだけではなく
ドライバーの力量が試されるテクニカル・サーキットで、
単純な周回コースではなく
立体交差を作りタイヤへの負担が左右均等となる様工夫されている鈴鹿は、
我が国の誇りであるとともに、ここで開催されるグランプリは、秋の楽しみだった。
最後の鈴鹿の勝者にはM.シューマッハを期待していた。
別にミハエルのファンでもフェラーリのファンでもないのだが、
今年は後半になってから快進撃を見せている。
F-1界の「阪神タイガース」と言われるフェラーリが
今年はいつも以上に気になるのだ。
確かにミハエルという名の「アニキ」がやってきて以来
低迷中だった名門が見違えるまでに復活し、
ティフォシという名の「トラキチ」を歓喜させている。
しかしながら、レースの方は逆転優勝という夢に向かって
トップを快走中の37週目に、エンジントラブルで無念のリタイア。
♪嬉しがらせて 泣かせて消えただ(古いね)。
そのうえ、続けて見た「横浜vs中日戦」も「阪神vsヨミウリ戦」も
♪嬉しがらせて 泣かせて消えたという
悲惨な結果に終わってしまう。
郵便配達だってベルは二度しか鳴らさない。
「三度目の正直」で、何とか気を取り直す筈だったのだが・・・嗚呼。
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