メジャーリーグが来るけれど

ありんくりん

2006年11月02日 01:37



我が家にあるもう一枚のイエロージャージ。
台湾のプロ野球チーム「兄弟象隊」のものだ。

台湾を始めて訪れた時、宿泊したのが
このチームの親会社が経営するホテルだった。
このホテル内に「兄弟象隊」のオフィシャル・ショップがあって
ホテルのロビーは野球ファンのためのラウンジと化していた。

おいらは物珍しさでこのオフィシャル・ショップを覗いてみたのだが
日本人の「珍客」はすぐさまラウンジの面々につかまってしまった。
暫く野球談義に加わっていたのだが・・・
そこへ「おっ、今日は日本人の方がいますね」と老紳士が登場。
このヒトがなんと!「兄弟象隊」の山根監督(当時)だった。

台湾の野球ファンは日本の野球にとても詳しい。
日本の野球中継を衛星放送やケーブルテレビで
観戦しているからだそうだ。



ちょうど日本人が野茂やイチロー、松井のおかげで
メジャーリーグに詳しくなっているのと同じなんだろうな。

そのメジャーリーグが今日から日本で交流戦を行う。
ところが・・・日本の選手の多くは出場のオファーを断っているそうだ。
確かに、交流戦でのメジャーリーガーはいつもテレビ越しに見ている
「ペナントレースを全力で戦っている」姿ではない。
メジャーというよりはレジャーなんだな。

だからといってガチンコ対決がやりたくて
日本を捨ててアメリカに渡るってのも考え物だが・・・。

おいらも今回は「日米野球」よりも「アジアカップ」の方が楽しみだ。
韓国・台湾・中国の選手は
本気で「日本の優勝チーム」に勝ちたいと思ってるから。

憧れの目で日本の野球を見守ってくれているアジアの野球ファンたちが
心から堪能できるような大会になったらいいな。

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