一見
パワーダウンしたかに思えた「レコード大賞」。
大晦日から撤退したものの相変わらず豪華な番組でありました。
レコード盤はもう市販されていないけれど、
「レコード大賞」が指す「レコード」は「あらゆる録音物」を意味しているらしい。
しかし大賞ノミネート曲である「金賞」の顔ぶれだけはいただけなかったぞ。
今年のオリコン年間チャートで20位以内の曲が1曲も含まれておらず
年間26位の倖田來未「夢のうた」がノミネート中最高位。
何故か75位あたりの曲が数多くノミネートされていたのはなんでだろう?
ノミネート曲を聞いても「こんな曲、あったっけ?」って事が多くなったけど
今年はこんな有様だから仕方ないよね。
そんな中で大賞を受賞したのは年間76位の氷川きよし「一剣」。
でも氷川きよしなら納得だ。
あらゆる世代の間で知れ渡っているってだけでも賞賛に値する。
最近は「特定の年代」に向けて作られた音楽が大多数を占め、
そのおかげでおいらもとうとう、CDを買う時は
まじ「懐メロコーナー」から覗くようになってしまった。
そんな中で「あらゆる世代からの知名度」というのは
選考の大きな理由になったんだろうな、と思う。
「昭和のレコード大賞」が蘇ったような気がした。
また、そんな氷川きよしに「柔」のような歌を歌わせる制作サイドも
「昭和」っぽいな。
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