穏やかな気分で

ありんくりん

2007年07月03日 22:58

みんな、いろんなコトで悩んでいるんだなぁ・・・。

職場で、ある人の悩み事を聞いたんだけど、
「しっかりしたお母さん」に見えるその人は
「勉強しなさい」って口を酸っぱくしていい続けている自分に
嫌悪感を抱き始めたらしい。

自分だって「好きなこと」があったんだから
息子にも勉強以外の「好きなこと」があるはずだ。
息子の貴重な時間には、もっと「好きなこと」をさせてあげて良いのでは・・・
と思い始めたそうだ。

きっと本人にとっては深刻な悩みなんだろうなぁ。

でも子供の頃って、今よりもっとゆっくりと時間が流れていたはず。
お母さんにとっては「あっという間に大きくなっている息子」だろうけど・・・。
子供にとっての「小学校の6年」は
お母さんの10年よりもずっと長いに違いない。

それに、おいらも「勉強しなさい」っていわれ続けていたけど、
おかげで「好きなこと」を隠れてやる為に随分とずる賢くなったし、
その分「好きなこと」をやるのに気合いが入っていた。

今、職場のある上司と話が合うのは、
共に「自転車少年」だったからだし、
今いろんな所に友達がいるのはラジオのおかげだ。

でも「勉強しなさい」って言われなかったら、
全て中途半端に終わっていた気がする。

だから、不本意に思っていても、心を込めて言い続けたら
決して悪い結果にはならないよ、っていうのがおいらの結論だったが・・・

こんなことをのたまえるのも、
おいら自身が子育てに悩まなくてもいい立場だから、であるに違いない。
何事も「ぶつかっている本人」が一番大変なのだ。

でも、まわりにこんな「いい親」達がいるからこそ
子育てに悩まなくてもいい立場おいらにも
「自分の親への感謝」って気が芽生えるもので・・・

人間のやっているコトに、意外と「無駄」はないものだ。


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