穏やかな気分で
みんな、いろんなコトで悩んでいるんだなぁ・・・。
職場で、ある人の悩み事を聞いたんだけど、
「しっかりしたお母さん」に見えるその人は
「勉強しなさい」って口を酸っぱくしていい続けている自分に
嫌悪感を抱き始めたらしい。
自分だって「好きなこと」があったんだから
息子にも勉強以外の「好きなこと」があるはずだ。
息子の貴重な時間には、もっと「好きなこと」をさせてあげて良いのでは・・・
と思い始めたそうだ。
きっと本人にとっては深刻な悩みなんだろうなぁ。
でも子供の頃って、今よりもっとゆっくりと時間が流れていたはず。
お母さんにとっては「あっという間に大きくなっている息子」だろうけど・・・。
子供にとっての「小学校の6年」は
お母さんの10年よりもずっと長いに違いない。
それに、おいらも「勉強しなさい」っていわれ続けていたけど、
おかげで「好きなこと」を隠れてやる為に随分とずる賢くなったし、
その分「好きなこと」をやるのに気合いが入っていた。
今、職場のある上司と話が合うのは、
共に「自転車少年」だったからだし、
今いろんな所に友達がいるのはラジオのおかげだ。
でも「勉強しなさい」って言われなかったら、
全て中途半端に終わっていた気がする。
だから、不本意に思っていても、心を込めて言い続けたら
決して悪い結果にはならないよ、っていうのがおいらの結論だったが・・・
こんなことをのたまえるのも、
おいら自身が子育てに悩まなくてもいい立場だから、であるに違いない。
何事も「ぶつかっている本人」が一番大変なのだ。
でも、まわりにこんな「いい親」達がいるからこそ
子育てに悩まなくてもいい立場おいらにも
「自分の親への感謝」って気が芽生えるもので・・・
人間のやっているコトに、意外と「無駄」はないものだ。
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