エビふりゃー食べにいこみゃーか

ありんくりん

2006年10月07日 01:16

ドラゴンズのマジックが「4」になった。

プリンセス・テンコーのマジックのように消滅すればいいのだが、
油性マジックの如く、なかなか消えない。

ドラゴンズ側には敵に回したくない人がいる。
荒木でも井端でも福留でもウッズでも谷繁でも落合でもない。
山本正之って人だ。



この山本正之って人は・・・
中日が優勝しそうになる度に歌詞を替えてリリースされる
中日の応援歌「燃えよドラゴンズ」の作者だ。
「タイムボカンシリーズ」の主題歌・挿入歌を手がけた人と言った方が
判って貰えるかも知れない。

「ひらけ!チューリップ(歌:間寛平)」「うぐいすだにミュージックホール(歌:笑福亭鶴光)」
も彼の作品である。

マイナーキーで軍歌調、擬声語や語呂合わせの多いナンセンスな歌詞、
素人っぽいバックコーラス、こぶしを効かせた歌声・・・
彼が醸し出す独特な世界を、ファンは「山本節」と呼ぶ。

実は、おいらも「山本節」にハマったひとりで
ドラゴンズの試合を見る時には、テレビの音量を絞って
彼の作品「ナゴヤはええよ、やっとかめ(歌:つボイノリオ)」を聞いている。

♪私たち名古屋人が怒ったらよ
  新幹線を名古屋で止めてまうでよ


あまりにも自虐的なナゴヤ賛歌である。
でも、このユーモラスな自虐性こそが、
逆にナゴヤへの興味と親近感を増幅してくれるのだ。

♪ゴー!ゴー!なーごやー 未来の首都なーごやー
 待ってりゃあよ 見てりゃあよ 天下を取るがねー♪


「山本節」で盛り上がっているドラゴンズファンを
ちょっぴり羨ましく思えたりもする。

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