2006年10月30日
ゆっくりAORに浸りたい
ふと聞いていたラジオからクリストファー・クロスの曲が流れてきたおかげで
おいらの好奇心が突然ピークに振りきれてしまった。
AORが聞きたくなったなぁ・・・
日本でいうAORとは
Adult Oriented Rock(アダルト・オリエンテッド・ロック)、
つまり「大人志向のロック・ミュージック」という意味である。
ちなみにアメリカではAlbum Oriented Rock
(アルバム・オリエンテッド・ロック=アルバム志向のロック・ミュージック)
という別ジャンルの音楽を指すらしい。
代表的なミュージシャンとしてはネッド・ドヒニー、ボズ・スキャッグス、
ボビー・コールドウェル、TOTO、スティーリー・ダン(ドナルド・フェイゲン)
などが挙げられる。
おいらは高校生から大学生の頃にAOR全盛期を迎えた世代だ。
小林克也さんの「BestHit U.S.A」というテレビの洋楽番組を見るのが
とても楽しみだった。
実は日本のニューミュージックも大きくAORの影響を受けている。
この頃洗練されたシティー・ポップスが流行していたけれど、
シティー・ポップスこそジャパンナイズされたAORなのである。
寺尾聡さんの「リフレクションズ」は商業的に大成功した
最初の日本版AOR・・・と言われている。
最近はまた日本のポップスは「J-POP」として
十把一絡げに纏められているけれど。
(でもルーツを知るのは大切ですよ)
当時は大滝師匠の「A LONG V・A・C・A・T・I・O・N」や
山下達郎さんの作品もAORって呼ばれてたなぁ。
最近発売されているAORのオムニバスアルバムのジャケットを見ていると
大滝ファン・達郎ファンに切々と訴えかけているようだ(笑。
Posted by ありんくりん at 00:00│Comments(0)
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