2006年12月07日

ビンテージ

1986年のブルゴーニュは大変良好な年で、
特に白ワインは評価の傑出した年だったという。

その1986年に発売された佐野元春のアルバム
「Cafe Bohemia」の20周年記念盤が届いた。
その名も「The Essential Cafe Bohemia」。

ビンテージ

オリジナル曲に貴重な音源を加えた2枚のCDと
当時の映像を記録したDVD・・・
モニターに映し出された元春はまだ若く輝きに満ちている。

ビンテージ

「ヤングブラッズ」に 「CHRISTMAS TIME IN BLUE」・・・
これらの曲をBGMにしていた日々の記憶がドラマのように蘇ってくる。
当時は大学4年の冬ということもあって、「別れ」の記憶が殊更多いのだけど。

1986年の懐かしい音が「ビンテージ・ワイン」のように感じられるのは、
やはり「20年」という「時間」のおかげだろう。
そしてその間「生きてきた」ことの「実感」を味わえる、っていうのもあるんだろうな。

先日の「チャット」のテーマに「若かったと思いたい過去」というのがあったけど、
恥ずかしさを通り越して、その頃の自分をちょっぴりいとおしく感じたりもする。

きっと他の同世代の元春ファンも同じような気持ちで聞いているんだろうなぁ・・・。


同じカテゴリー(わったーレコード棚)の記事
逆カバー
逆カバー(2007-08-28 23:28)

借金王子
借金王子(2007-08-23 22:27)

物欲無限大
物欲無限大(2007-07-31 23:15)

オトナの音楽
オトナの音楽(2007-07-25 01:11)

フュージョン
フュージョン(2007-07-19 00:00)


Posted by ありんくりん at 00:25│Comments(3)わったーレコード棚
この記事へのコメント
「ヴィンテージ」と「ワイン」いう響きだけで反応してすみません。

いつだったかblogにも掲載したのですが、
あと20年くらいしたら丁度飲み頃の ヴィンテージ ポート・ワインあけますので、それまでに マイ・グラス用意していてくださいね(笑)
ご招待させていただきます!

20年、つい昨日のことのように 事細かに思い出されます。
例えば・・・・都庁がそびえたっている土地が まだ野っぱらだったころ(笑)
たちはじめ 沢山の方々が早朝草野球をしていました。
高校生だった私は 先に上京していた兄のところへ居候して まさか20年も
そこで生きていたんだな、とやっと振り返る 3年目の沖縄の冬です!
Posted by mico at 2006年12月09日 01:32
↑すみません・・・脱字が(苦笑)
草野球をしていたのは、兄たちのチームや、他のチームのおっちゃんたちでした。
Posted by mico at 2006年12月09日 01:34
>micoさん

おいらは26年の間東京へ行っていません。
あの頃は今の都庁もレインボーブリッジもなかったし
「アルタ」は「笑っていいとも」ではなく「笑ってる場合ですよをやっているアルタ」だった・・・
Posted by ありんくりん at 2006年12月10日 08:40
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。