2007年04月30日
その時、時代は動いてた
今日は「昭和の日」の振り替え休日。
「ビバ!昭和」の番組では、何か企画があるのかな?
と思っていたが、特に何もなかったようなので・・・
代わりに「昭和」最後の日について書いてみよう。
それはおいらが25歳の時だった。
あの頃、彼女にフラれた仲間達は
何故か真っ先においらの部屋を訪れていた。
その日も、新年早々一升瓶を持って一人のオトコが
「一緒に飲め」とおいらの部屋のドアを叩いた。
時はおりしも金曜の夜、明日は休みってことで、
やけ酒に付き合うことにしたのだが、
フラれて飲む酒のタチの悪さときたら・・・
ま、これはおいらも同じなので
オトコはこうやって絆を深めていくものなのだ、と諦めの境地でいた。
彼が眠りに着いたのは早朝3時頃だっただろうか、
いびきの合間に寝言で「指輪高かったんじゃ!」と叫ぶ彼。
おいらはとうとう眠れないまま朝を迎えた。
そして彼が目を覚ました朝の8時頃、
テレビをつけるとモノクロームの「昭和」の映像が。
昭和天皇の「吐血」「下血」のニュースに慣れていた当時のおいら達は
すぐのピンときた。
その時彼が「昭和は終わったんか!」と叫んでいたのが忘れられない。
一晩の間に「最愛の彼女」と「生まれた時代」が去って行ったのだ。
さぞかしショックだったことだろう。
こうして「昭和」は友人の恋と共に終わった。
この時のニュース映像が流れるたびに
あの晩の「酒臭さ」がよみがえってくる。
ちなみにこの友人、
「平成」の始まりと共に新しい恋を実らせ平成2年に結婚、
翌平成3年には「今、不倫に憧れとるんじゃ」などとほざいていた。
これが新しい年号や。ワルそうな顔してますやろ・・・
「ビバ!昭和」の番組では、何か企画があるのかな?
と思っていたが、特に何もなかったようなので・・・
代わりに「昭和」最後の日について書いてみよう。
それはおいらが25歳の時だった。
あの頃、彼女にフラれた仲間達は
何故か真っ先においらの部屋を訪れていた。
その日も、新年早々一升瓶を持って一人のオトコが
「一緒に飲め」とおいらの部屋のドアを叩いた。
時はおりしも金曜の夜、明日は休みってことで、
やけ酒に付き合うことにしたのだが、
フラれて飲む酒のタチの悪さときたら・・・
ま、これはおいらも同じなので
オトコはこうやって絆を深めていくものなのだ、と諦めの境地でいた。
彼が眠りに着いたのは早朝3時頃だっただろうか、
いびきの合間に寝言で「指輪高かったんじゃ!」と叫ぶ彼。
おいらはとうとう眠れないまま朝を迎えた。
そして彼が目を覚ました朝の8時頃、
テレビをつけるとモノクロームの「昭和」の映像が。
昭和天皇の「吐血」「下血」のニュースに慣れていた当時のおいら達は
すぐのピンときた。
その時彼が「昭和は終わったんか!」と叫んでいたのが忘れられない。
一晩の間に「最愛の彼女」と「生まれた時代」が去って行ったのだ。
さぞかしショックだったことだろう。
こうして「昭和」は友人の恋と共に終わった。
この時のニュース映像が流れるたびに
あの晩の「酒臭さ」がよみがえってくる。
ちなみにこの友人、
「平成」の始まりと共に新しい恋を実らせ平成2年に結婚、
翌平成3年には「今、不倫に憧れとるんじゃ」などとほざいていた。
これが新しい年号や。ワルそうな顔してますやろ・・・
Posted by ありんくりん at 23:38│Comments(0)
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