2007年06月13日
青春の広島菜漬
「道の駅巡り」で広島県を通るたびに「広島菜漬」を買っている。
おいらにとって広島菜漬は甘酸っぱい味がする。
学生の頃の間抜けな恋愛話は今までにたくさん書いてきたのだが、
おいらは女の子を好きになると、その周りの人々まで気になる傾向があったようだ。
目当ての彼女より、誕生日にゲームを買ってあげた彼女の弟の方が
おいらになついていたりしたのだ。
家族みんなが幸せだったら、
彼女はおいらと会っていない時間もきっと幸せに違いない・・・
という甘い思い込みを抱いていたのだが
「家族ぐるみの恋愛は失敗する」とよく友人からダメを出されていた。
そんな折、彼女のお母さんから「広島菜漬」を頂いた。
そりゃあ喜んださぁ。
好きな女の子と毎朝同じものを食べられるんだから。
自家製の「広島菜漬」は、それまで食べていたものと一味違うものだった。
あとはこのカンケイも一味違うものになればよかったのだが・・・
結局は友人の指摘のとおり、
この「家族のようなカンケイ」が、のちの悲劇につながってしまう。
というわけで今も「広島菜漬」を食べると
無意味なときめきが蘇る。
ああ・・・悲しきパブロフの犬。
Posted by ありんくりん at 01:40│Comments(0)
│teaー茶振興協会中国支部