2007年08月16日

漂う暗雲

1つの勝ちが優勝の行方を左右する時期になると
際どいプレーでもめるのは仕方のないことだが・・・

漂う暗雲

1992年9月11日対ヤクルト戦。
タイガースの八木選手が放った逆転サヨナラホームランは
判定が覆り、ツーベースとされてしまった。
最初はこの判定を受け入れられず、
試合再開を拒んだタイガース・中村監督だったが
しぶしぶ試合再開。
結局この試合は「引き分け」で終わってしまう
タイガースとのマッチレースを制したヤクルト・野村監督は
後日、「あの試合は大きかった」と語っている。

漂う暗雲

2005年9月7日対中日戦。
9回表・裏の微妙な本塁のクロスプレーが
いずれも中日にとって有利な判定であったため
タイガース首脳陣が猛抗議。
一時は「放棄試合もやむなし」の雰囲気だったが
こちらもしぶしぶ試合再開。
11回に伏兵・中村豊選手のホームランで
値千金の勝利をもぎ取る。
この年の優勝を決めた直後のインタビューで阪神・岡田監督は
「あれで勢いがついた」と語った。

漂う暗雲

そして今日の中日戦。
2点差を追う8回裏、ノーアウト満塁で鳥谷選手の当たりは平凡なセカンドゴロ。
これを中日・井端二塁手がお手玉をするも、
微妙なタイミングでセカンドフォースアウトの判定。
これに怒った岡田監督が猛抗議の末、退場の処分を受ける。
しかし、その後のチャンスを生かせず、
タイガースは1点差で敗れてしまう。

そう、この1敗はなんだか大きな1敗になりそうだ。
しかもこの試合の「唯一のチャンス」は
相手投手のフォアボールのおかげ、つまり貰ったチャンスだったし。
それまで2桁安打を続けていた打線が
昨日3安打、今日4安打だけっていうのも心配だ。
「確変終了!」でなければいいが・・・。
どうか杞憂で終わりますように。


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Posted by ありんくりん at 23:41│Comments(0)スポーツじょうぐー
 
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